個人事業主として副業・開業準備に調べたことの備忘録

この度、個人事業主として開業することにしました。が、全然詳細を知らないのでいろいろ調べています。 忘備録もかねてメモ(未解決案件あり)

困ったこと一覧

  • 屋号だけの口座はつくれるか
  • 口座もクレジットカードも作れていない状態での費用の仕分け
  • 事業種類が複数ある場合の事業税
  • 二人暮らしの生活費の中での事業分按分

屋号だけの口座

ゆうちょ銀行であれば、いわゆる同好会やサークルの会費徴収的な名目で作れるらしい。

それ以外はすべて屋号+個人名となり、お金の振り込み時などでは個人名が開示されてしまうとのこと。

お仕事の方が、一点、本名以外でのやりとりが必須になっていたため、検討しましたが断念。顧客側に相談し、口座のみ本名の開示を許してもらいました。

費用仕分け

最初口座が全くないのに、すでに事業が始まっている状態だったので、個人のクレジットカードとか現金からお金を出していました。というかクレカは今もそんな感じです。

ひとまずの対策として、開業日を遅らせる&それまでの費用を全て「開業費」区分にしちゃいました。マイナスからのスタートにときめきます。 全部打ち合わせとか手土産代とか、ディスプレイ等の什器施設系の費用だったので。

以降のやり方については、

1.クレジットカード使用→個人口座で引き落とし

購入日で勘定項目に応じて記帳

借方:消耗品費 貸方:事業主借

で、仕事用の口座から個人口座にその費用を渡す場合は下記の通り。

借方:事業主貸(事業主生活費 振込) 貸方:普通預金 借方:事業主貸(事業主生活費 振込手数料) 貸方:普通預金

振り込み手数料はかかった場合は分けて書く。

2.クレジットカード使用→仕事口座で引き落とし

①購入日に未払金で記帳し、後日②引き落とし時にもう一度記帳

①借方:消耗品費 貸方:事業主借 ②借方;未払金 貸方:;普通預金

年末購入で、引き落としが年を跨ぐ場合は、必ず上記のように2回記帳が必要。 ただし、それ以外では引き落とし時に1回だけの記帳(消耗品費:普通預金)もOK。

Web明細はこまめにDLしておくこと。

3.事業種類が複数ある場合の事業税

  • 年間の事業所得が290万円以下の場合は個人事業勢は納税不要
  • 複数業種の場合、それぞれの業種の所得の割合を計算、その割合に応じて所得全体を按分
  • 事業税は損金参入(必要経費)として良い

納税日前に知っておこう!事業税について

計算方法等も上記にて。

4.二人暮らしの生活費の中での事業分按分

とりあえず根拠を用意すること。

仕分けの書き方

1ヶ月ごとor按分だけは1年単位でまとめてもOK

前提として、事務所として借りてる(が、生活にも使っている)ので、個人分を後精算するイメージ

1ヶ月単位
借方 貸方
事業主貸(事業割合分) 普通預金(家賃1月分)
地代家賃(個人割合分) 家事使用分
1年でまとめて按分

毎月

借方 貸方
地代家賃(家賃1月分) 普通預金(家賃1月分)

年末(按分のみ)

借方 貸方
事業主貸(年間の合計個人割合分) 普通預金(年間の合計個人割合分)

電気代、水道代系

コンセントの数とか時間で按分

水道代はお手洗い、お風呂、キッチン、洗濯の4つ、うち20%前後の割合で使われているとのこと。

借方 貸方 適要
水道光熱費(事業割合分) 普通預金 電気料金 按分30%
事業主貸(個人割合分) 電気料金(価格なし)