CCELバンクーバー校の口コミとトライアルレッスンの感想は?

Canadian College of English Language(CCEL)というバンクーバーの語学学校をご存知でしょうか?

「カナダのバンクーバー留学を決めたけど、語学学校が全然選べない!」

カナダの中でもバンクーバーは語学学校の数が非常に多い地域です。しかし、日本滞在中に語学学校を決めるとなると、どれも同じような学校に見えたり、特徴がわからなかったりと、学校選びや比較に迷われている方は多いと思います。

この記事では、私(モトキ)が実際に、バンクーバーの語学学校Canadian College of English Language (CCEL)に体験入学をした授業の感想と学校の特徴(メリット・デメリット)を、個人の視点から紹介します。

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私は現在カナダに留学していまして、語学学校3校に通う+複数の語学学校に体験入学をしています。一個人の体験や比較から、学校ごとの特徴やメリットデメリットをまとめています。

  • バンクーバーの数ある語学学校の中から、何を基準に選べばいいかわからない
  • Canadian College of English Language (CCEL)という語学学校を検討しているが自分が合っているか不安
  • どこも良いことしか書いていなくて、Canadian College of English Language (CCEL)のデメリットも知りたい
  • Canadian College of English Language (CCEL)が気になっているけれど、実際体験した評判を知りたい

この記事では、メリットデメリット含めて率直な評価、意見をそのまま書いていますので、バンクーバー語学留学に向けて学校の実態や評判を知ることができます。

また、Canadian College of English Language (CCEL)が、どんな方にとってオススメの学校になるかも併せてご紹介しますので、Canadian College of English Language (CCEL)を検討されている方、バンクーバーの語学学校の情報が欲しい方の不安を解消する手助けになると思います。

その他の語学学校の学校感想・体験授業口コミリンク集はこちら

バンクーバーのCanadian College of English Language (CCEL)とは?

Canadian College of English Language (CCEL)基本情報!

  • Canadian College of English Language /カナディアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ
  • #450, 1050 Alberni St. Vancouver, BC
  • http://canada-english.com/

Canadian College of English Language (CCEL)は、カナダ、バンクーバーのダウンタウンに位置する語学学校です。建物の2階から3、4階、屋上までがキャンパスとなります。

CCELは下記の点が特徴の語学学校です。

  • smrtというWEBで全てが完結できる勉強システム
  • フルタイムコースであれば、選択授業は1週間ごとに科目を選べる
  • 語学+カレッジ併設学校なので、ビジネスに絡んだ幅広いコースを提供
  • 学校運営のレストラン、屋上のパティオ、綺麗な校舎と心地よい学習環境

Canadian College of English Language (CCEL)は、テクノロジーを駆使した学習形態が特徴の学校です。**smrt English**と言う、WEB上で全てが完結する独自の学習教材を開発、それを授業に活用しているため、生徒は自身のノートパソコン、あるいはタブレットを使って授業を受けることになります。

また、コア授業のみのコースを申し込んだ場合は関係ないのですが、フルタイムのコースを申し込んだ場合は、午前か午後どちらかに、自分で自由に選択授業を取ることができます。

選択授業自体は語学学校では比較的一般的なスタイルになりますが、CCELではその授業を1週間ごとに変更することができます。また、午前、午後も選べ、自由にスケジュールが組めることから、自身の都合や生活スタイルに合わせて、授業をカスタマイズできる柔軟性があります。

最後に、公式サイトのキャンパス紹介を見ていただくとわかるのですが、非常に近代的で綺麗なキャンパスが特徴です。屋上のパティオも、非常に開放的で授業の息抜きやランチでぜひ使いたい設備が整っていました。

Canadian College of English Language (CCEL)の口コミは?

WEB上の口コミやレビューの評価・評判は下記の通りです。

Googleレビュー ★4.4 / 19件 (2019年10月17日現在)

Facebookレビュー ★4.7 / 76件 (2019年10月17日現在)

個別のレビューを見てみると、口コミのコメント付きで評価している人が非常に少ないです(星のランクづけのみで投稿)。また、smrtを活用する先生のレビューが入っているなど、純粋に生徒のみの評価で成り立っているわけでは無い点に注意が必要です。

Canadian College of English Language (CCEL)の口コミ、レビューの内容については、投稿数が少ないため、数の多い口コミ、まとまった意見の抽出ができませんでした。

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全体の数が少ないため、あまり参考になる情報が集まりませんでした・・・すみません・・・。

体験入学レビュー Canadian College of English Language (CCEL)のオススメポイント

ここからは、私が実際にCanadian College of English Language (CCEL)に体験入学した評価を書いていきます。口コミが少ない分、生の感想・意見として参考にしていただければと思います。

独自の英語プログラム/ノートパソコンかタブレットで全てが完結

CCELでは、先ほどもご紹介した、Smrt Englishという独自の学習プラットフォームを提供しています。すべてがWEBをベースに作られたカリキュラム構成で、授業ごとに学習する単元が異なります。

宿題なども、全てWEB上で選択肢をクリックし回答、成績も全てWEB上のデータベースに格納されていくそうです。

インターネットに繋がるデバイスであれば、スマホ、タブレット、ノートパソコンと形態を選びません。基本的には通常のインターネットサイトと同様に使えるため、紙のテキストを持ち歩かなくても、いつでもどこでも予復習、勉強、宿題ができる新しい教材となっています。

また、通常の語学学校であれば、紙のテキストで勉強することが一般的です。が、テキスト代が非常に高価なことが多いです(100〜200ドルくらいする)。一方CCELはWEB教材となるため、テキスト代が他の学校に比べると安価という特徴があります。

WEB教材は項目ごとに整理して学べるスッキリタイプ

通常の語学学校のテキストは、文法、ボキャブラリー、長文などが一つのトピックに総合的に盛り込まれているタイプが非常に多いです。

が、CCELのSmrtの場合は、教材の一つのトピックに対し技能別に項目がきちんと整理され、分けられています。

  • Contents
  • Listening
  • Speaking
  • Vocabulary
  • Grammar
  • Reading
  • Use of English
  • Writing

一般的なWEBサイトのサイトマップのように、単元ごとに上記項目へのリンクが貼られています。

総合的に英語を学びたい、が、自身の弱点については自分で集中的に予復習したい、という方にとっては、学習箇所を選び、集中的に勉強できる教材が提供されていると感じました。

文法や個の学習を重視した授業構成

CCELの授業は、スピーキングというよりも文法、また、生徒個人の学習にフォーカスした授業という印象でした。

今回体験した授業は、文法を中心にした構成になっており、ひとつひとつの文法をかなり丁寧にやり込んでいく印象がありました。

  • 最初20分:Speakingのアクティビティ
  • 以降の時間全て:文法の学習(WEBテキストを使用した宿題の答え合わせ、文法のまとめ、最後にゲーム形式での文法クイズ等)

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宿題の答え合わせやった文法の単元について、その後もさらに復習、クイズと続けて学習しました。前日もやっていると考えるとかなり集中的に取り組んでいます。

また、語学学校の中では珍しく、教室内の机の配置が日本の学校と同様の横並びタイプです。

横並びタイプの机配置は、生徒個人の集中力を高めるというメリットがあります。(語学学校で一般的に採用されている、先生を囲むコの字型の机配置は、生徒間のコミュニケーションを促進する働きがあります)

「個別に進めていくことができる」WEB教材のメリットを最大限に生かすための机配置、個々の学習にフォーカスする授業を行なっている、という印象でした。

Canadian College of English Language (CCEL)のデメリット

Speakingはコア授業だけでは不十分

今回体験したクラスが特別だった可能性もありますが、コア授業はSpeakingにフォーカスした内容、クラスの机配置にはなっていません。

授業中の生徒同士の交流が、最初のアクティビティ以降ほぼなかったため、クラスのメンバーの顔、名前を知らないままでも問題なく1日の授業を終えることが可能です。

なので、全体の印象としては「コミュニケーション」の回数が少ない。そのため、Speakingもしっかり鍛えたい方は、選択授業を履修する。あるいは学校自体を変更する必要があると感じました。

生徒のやる気がまばら

授業に対し、生徒の参加意欲ややる気の差が大きく、正直授業に全く参加していない生徒も見受けられました。

机配置が日本と同じ、横並び型ということはすでにお伝えしましたが、このメリットは個々が学習に集中しやすいことです。しかし、後方の席になると授業に参加しない生徒が出てくるというデメリットも存在しています。(日本の授業風景を思い出せば、なんとなく状況はわかっていただけると思います)

また、タブレットやノートパソコンを使っての授業になるため、最悪他のことをやっていても先生にバレない。そのため、生徒自身のやる気と理性が大きく試される授業とも言えます。

ただ、生徒間の交流が授業中はほぼないため、別に隣の人がサボっていようと自分はしっかり勉強する!という構図が成立します。

人がサボっているのを見ると萎える、という方は、後ろが見えず、先生とコミュニケーションを取れる前の席を確保することをオススメします。

授業・教材の特性とシステムを理解しないと学校をうまく活かせない

上記2点のデメリットからもわかる通り、画期的なWEB教材を使っているものの、その分少し癖のある授業形態になっています。

英語をどのように記憶していくか。方法は個人によりけりですが、たとえば「書くこと」で理解や記憶力が深まる人にとっては、全てがWEBで済んでしまうことにデメリットも存在します。

たとえば今回授業でやった文法については、「全て選択肢から正しいものを選ぶ」という宿題が出ていましたが、「読んで間違いがわかる能力」と、「自分で習った文法を使える能力」は全くの別物です。CCELに通う場合は、アウトプットの勉強を自分でどう組み込んでいけるかが、英語を鍛えていく上で非常に鍵になると感じました。

また、1週間ごとに選べる選択授業については、午後の授業を選ぶと、学校のアクティビティと時間が被り参加できない/そのため参加する生徒が少なく、開講クラスが少ない。など、希望のクラスやアクティビティに参加できない可能性があります。

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使える英語を学ぶ、最大限留学生活を楽しむ上で、授業、教材、学校のシステムを理解し、うまく活用することが必要になる学校だと感じました。

まとめ Canadian College of English Language (CCEL)はどんな人にオススメ?

以上の内容から、Canadian College of English Language (CCEL)は、個人でもガツガツ学べるWEBを使った学習システムが魅力の語学学校であると言えます。

Canadian College of English Language (CCEL)は下記のようなタイプの方にとっては、効率よく英語を学べる、オススメできる語学学校だと思います。

  • 重い紙のノートや教科書類を持ち歩きたく無い
  • パソコンやタブレットでの学習が好き、慣れている
  • 自身の弱点にフォーカスし、個別に英語の学習を進めたい

一方、教材特性を生かすために作られた学校や授業のシステムに少し癖があるため、

  • コミュニケーションやスピーキングの能力を一番に伸ばしたい
  • 書く、話すのアウトプット能力も学校で鍛えたい
  • 日本の学校の授業では、授業に集中できずいつも内職をしてしまっていた

上記のような方は、別の語学学校も再度検討されて見ても良いかもしれません。

CCEL以外の語学学校の学校感想・体験授業口コミはこちらにまとめています

また、語学学校に申し込む際は留学エージェントを使うと値引きがあるのでオススメです。エージェントにまわりまくってわかった、申し込む時の注意点とバンクーバーのオススメエージェントはこちら。

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以上、バンクーバーの語学学校Canadian College of English Language (CCEL)の感想と評判のまとめでした。カナダ留学、バンクーバー語学留学の参考になりましたら幸いです。

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