Quest Language Studies体験授業行ってきました。学校の評判と感想まとめ

トロントの語学留学を検討されているみなさま、Quest Language Studiesという語学学校をご存知でしょうか?

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カナダのトロントで語学留学をしたいけど、どの語学学校がいいか全然わからない!!!

カナダの中でも最大都市のトロントは、語学学校の数も非常に多い地域ですが、どれも同じような語学学校に見えたり、特徴がわからなかったり、学校選びや比較に迷われている方は多いと思います。

この記事では、私(モトキ)が実際に、クエスト(Quest Language Studies)に体験入学をした授業の感想と学校の特徴(メリット・デメリット)を、個人の視点から紹介します。

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私は現在カナダに留学していまして、語学学校3校に通う+複数の語学学校に体験入学をしています。一個人の体験や比較から、学校ごとの特徴やメリットデメリットをまとめています。

  • バンクーバーの数ある語学学校の中から、何を基準に選べばいいかわからない
  • 語学学校に自分が合っているか不安
  • どこも良いことしか書いていなくて、学校のデメリットも知りたい
  • クエスト(Quest Language Studies)が気になっているけれど、実際の授業の雰囲気や評判を知りたい

この記事では、メリットデメリット含めて率直な評価、意見をそのまま書いています。また、体験入学当日、実際に通っている生徒に聞いた評判なども記載しているため、トロント語学留学に向けて学校の実態や評判を知ることができます。

また、クエスト(Quest Language Studies)が、どんな方にとってオススメの学校になるかも併せてご紹介しますので、クエスト(Quest Language Studies)を検討されている方、トロントの語学学校の情報が欲しい方の不安を解消する手助けになると思います。

その他の語学学校の学校感想・体験授業口コミリンク集はこちら

トロント語学学校 クエスト(Quest Language Studies)とは?

クエスト基本情報!

まずはじめに、クエスト(Quest Language Studies)とはどのような学校なのでしょうか?

クエスト(Quest Language Studies)はカナダ、トロントのダウンタウンに構える語学学校です。

クエスト単体で独立したキャンパスを持っており、中規模ながら設備の整っている学校です。たとえば、実際に訪問した際は受付をかねた1階にはカフェが併設されており、お菓子やコーヒーをいつでも楽しむことができます。また、昼食時は人が座れないくらい生徒でいっぱいに賑わっていました。

また、授業選択の幅が非常に広いことも特徴の一つです。

プログラムが11 レベルと非常にきめ細かく分かれており、自身の英語レベルに合わせて段階的に上達を実感できる内容になっています。また、午前中はコア授業が固まっていますが、1週間〜2週間ごとに自分で選択できる、午後の選択授業がすごく幅広い。クエストの公式HPを見る限りでも、ワークショップで12種類、目的別の勉強コース(ライティングや、試験対策など)で8種類とかなり充実したラインナップになっています。

むしろちょっと選ぶの大変そうな気がしたので、体験入学後カウンセラーさんに訊いてみたのですが、自分の興味の赴くままに選んでもいいし、4週間ごとに先生から成績のレポートなどを参考に弱点克服できそうな授業を選ぶこともできるよ〜とのことでした。

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ちなみに当日の見学では、学校の中では南米系やフランス人の学生も多く、国際的かつ国籍豊かに見えました。

クエスト(Quest Language Studies)の評判や口コミは?

クエスト(Quest Language Studies)の評判はどうなっているのでしょうか?

Googleの口コミを見ると、27件の投稿で★4.7と高評価を獲得しています。

また、クエストのFacebookページでも181人からの評価で平均★4.8と非常に高いポイントを獲得しています。(ともに2019年10月4日現在)

口コミの内容をまとめると主に下記の4点がクエストの強みのようです。

  • どこにでもアクセスしやすいキャンパスのロケーションが最高
  • 先生が素晴らしい。授業も面白くためになる。
  • スタッフの方々も非常にフレンドリーで助けてくれる
  • 必ず学校を好きになるはず

特に先生に対しては、実際の個人名を書き込む方も多く、かなり先生と生徒、またスタッフと生徒間のコミュニケーションが活発なようです。

「英語が上達した」というレビューも多いのですが、具体的に「スピーキング」や「ライティング」といった言葉があまり見受けられないため、全体の技能をバランスよく育ててくれる学校と考えられます。

クエスト(Quest Language Studies)トライアルレッスンの感想

私が体験入学で受けたのは午前中の4コマだけでしたが、他の語学学校と比較して感じた特徴は下記3点です。

  • 一クラスあたりの生徒数が少ない(きちんと管理している)
  • 宿題もしっかり出るし、がっつりめに勉強させる。
  • 一コマずつの授業が1時間ないので、フレキシブルだが一瞬で終わってしまう
  • 実際通ってる生徒さんがクエスト大好き

一クラスあたりの生徒数が少ない

これは実際通っていた他の語学学校での経験談なのですが、「少人数制のクラスです!」をきちんと実現し続けられる学校って多くないんですよね。

特に小さい学校の場合はあまりクラス数が多くないため、下のレベルから一気に生徒がレベルアップしてくると20人近いクラスになったりしました。また、大規模校でも、普段は10人くらいなのに繁忙期は20人を一部屋に詰め込む・・・なんてことも。

その点、クエストはひとクラスずつの**教室そのものが小さいので**、そもそもたくさん人が入らない。という物理的解決策を取っています。レベル分けも11段階と多段階なので、かなり人数制限に対する調整を細かく行なっているんじゃないかなと考えられます。

人が少ないとその分発言のチャンスが増える(英語の練習ができる)ので、コミュニケーションを午前中のコア授業に置いている学校としての方針が表れているのかなと思いました。

宿題もしっかり出るし、がっつりめに勉強させる

文法はテキスト・宿題がっつり系

体験授業は午前8:40〜の文法の授業から受けました。8時40分って結構早い。朝起きれない人間にはだいぶ辛かったです

文法の授業のみ、しっかりとしたテキストが用意されており、宿題の確認から授業が始まりました。この授業は南米系の生徒が非常に多かったです。

文法については、自分のレベルと合わないクラスを受講してしまったため、私の勉強にはあまりならなかったのですが、先生は非常にしっかりと文法を生徒に教えており、生徒からの質問にも細かく対応している印象でした。

コミュニケーションはしっかりした授業構造

文法の授業を受けた後は、コミュニケーションの授業をお昼まで続けます。

コミュニケーションではありますが、喋りっぱなし、といった授業ではなく、

  1. アイスブレイクのちょっとしたゲーム
  2. プリント1枚程度の文章からのボキャブラリーの習得
  3. トピックに対するディスカッション

とボキャブラリーとスピーキングに重きを置いている構成になっていました。

生徒間のコミュニケーションを促す仕組みもしっかり授業内に取り込まれていたため、クラスの雰囲気はかなり仲が良さそうな印象でした。

私のような体験入学者に対しても、休み時間にみんながフレンドリーに話しかけてくれるなど、学校全体で「ウェルカム」な雰囲気づくりを行なっているんだろうなという印象です。

一方で、先生の質問に対し回答をしない、など、**もっとみんな喋ろうよ**・・・?!という気持ちになる場面も。授業の内容自体は良かったので、ここはクラスメイト次第で変わる部分かなと思いました(私の体験したコミュニケーションのクラスは日本人比率が非常に高かったです)

ただ、RCIISのパワースピーキングのクラスと比べると、先生から生徒に対して質問する回数や、ディスカッション、話す総時間はかなり少ないかなという印象。

https://28-nikki.com/post-426/

その代わり、ボキャブラリーの学び方は、文章を読み、生徒が最初に意味を予測してから正解を先生が言う、という手法を取っていたため、記憶に定着しやすい学習を促しているなと思いました。

授業が一コマ50分、フレキシブルだが一瞬

クエストの授業で一番気になったのが、一コマ50分という短さ。

その後10分の休み時間が入るため、日本の学校のような印象が少しありました。

で、結構50分ってすぐに経過してしまうんですよね。文法の授業なんかも、今日は何がどれくらい進んだんだっけ・・・?と終わった後に疑問が湧いてしまう短さ。

生徒たちの質問が多かったこともあり、宿題の答え合わせと、文法一つ二つ習ったら終わってしまいました。

初めての授業で勝手がわかっていなかったこともあり、文法→コミュニケーションのクラスで教室を変える際は少しバタバタしてしまいました。

休み時間の取り方については、他の語学学校はその辺りがかなり緩く、先生の采配で休み時間を取るタイミングが変わったこともあり(●分の休み時間を●回〜というざっくりしたルールはある)、かなり印象的でした。

細かく休み時間が入るので、集中力が切れてダレる、といったことは少なかったのですが、一方で授業が盛り上がっているときにも強制的にストップがかかるので、一長一短があるかなと。

実際通ってる生徒さんがクエスト大好き

体験であまり学校の状況をきちんと把握ができないため、コミュニケーションのクラスにいた生徒さんたちにとりあえず

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この学校とか授業ってどう?好き??

と単刀直入に訊いてみたんですが、

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めっちゃ好き!一番いい学校だと思ってる!

と100点満点の回答をいただきました。

特にコミュニケーションの授業を、好きな先生と、好きな友達とわいわい受けられることが楽しいとのこと。

総評 クエスト(Quest Language Studies)の感想

以上、クエストの評判と、実際に体験、他の学校と比較しての感想でした。

クエストの1日体験と口コミ、生徒たちからの評判を鑑みると、非常にしっかりとした学校であることがわかります。一方、一コマあたりの時間が短いため、非常にバタバタした印象も。時間の感じ方は若いほど1時間を長く感じるため、私が年だからかもしれません・・・。

また、生徒からの支持がとにかく強いことも、良い学校なんだろうなと純粋に感じました。

他の学校と比較すると、コア授業がコミュニケーションに重きを置いている学校なので、

  • 会話の練習はしっかりしたいが、他の英語技能も総合的に上達させていきたい!
  • テストなど点数が出る形で、細かく自分の英語の上達や弱点を知りたい

といった方にオススメの語学学校と言えるでしょう。

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勉強と語学学校ならではの楽しさ(友人と学校生活を楽しむ)をバランスよく両立させている学校という印象でした。

クエスト以外の語学学校の学校感想・体験授業口コミはこちらにまとめています

また、スピーキングを重視されている方は、留学前に瞬間英作文がおすすめです。私自身、一番スピーキングに効果があったと感じているので、クエストでの勉強に加え、集中的に英語スピーキングを重視したい方には留学に行く前、留学中に一度でもやっておくと、スムーズに留学生活をスタート、語学学校で発言できると思います。

実際に私が瞬間英作文に取り組んだ方法、効果はこちら。

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